朗報は何処へ…。
そうそう、「朗報です!」とか言っておきながら肝心なことを言ってない気が…。
私が言いたかったのは、「ヒト成長ホルモン」が若さを保つための重要な役割を担っているという事なんです。
そのホルモンは年齢と共に減少、半減することにより体全体が「老化」していきます。気持ちだけではどうにもならない事ですけど、その「ヒト成長ホルモン」の分泌を増加することは出来るそうですよ。
決め手は「アミノ酸」。
「アミノ酸」はヒトの体の水分と脂質を除いた3分の1の、筋肉や内臓、髪の毛や爪、そしてDNAに至るまであらゆる部位が存在するために必要な構成成分。
そして次に現れるのが「タンパク質」。
人間の「タンパク質」はおよそ20種類のアミノ酸から構成されています。
食べ物から摂取したタンパク質を胃・腸・すい臓、そして最終的に小腸でアミノ酸として吸収されるんです。
人間の体って不思議だわ。未知の世界だと思いませんか?
おいしく食べたモノをそれぞれの臓器が分解しながら、からだに必要な成分に変身させるんですよ。
そして吸収された成分がさまざまな進化(構成)を遂げて、体をつくっているんです。
その中に「ヒト成長ホルモン」があるわけで、他には脳・内臓・筋肉・神経・血管・皮膚・髪の毛・赤血球・白血球・「ヒト成長ホルモン」以外のホルモン・遺伝子…とこんなにたくさんのものを造らなくてはいけないんですよ。
「アミノ酸」って必要不可欠ではありませんか。
以前から、サプリメントのうたい文句で「必須アミノ酸」て聞いたことないですか?
人間が成長していくために必要な9種類のアミノ酸です。
看護学校や医療系の試験の問題にまで出されるくらい、とっても重要なアミノ酸を紹介します。
フェニルアラニン・ロイシンバリン・イソロイシン・スレオニン・ヒスチジン・トリプトファン・リジン・バリン・メチオニン 以上9種類です。
カッコつけて9種類並べてみましたが、一切覚えることは出来ません(笑)
この中で唯一体内で合成されるのはヒスチジンだけで、残りの8種類は体内で合成されることはないそうです。なので食品からの摂取で補わなくてはならず、この1種類でも欠けると血や肉・骨など体がつくれない状況になるようです。
「他の生物や食物を食べて命を戴いている」と教わった意味をしみじみと噛みしめる思いです。
ほんとそうだと思いませんか?
ヒトの体内では作れないアミノ酸は食品から頂いてるんですもんね。
しかしこのアミノ酸、普段の食事から十分摂取出来ているんでしょうか?
身体のあらゆるところで必要とされているアミノ酸。
髪の毛や筋肉、そして内臓やホルモンまでもが必要としているのなら大変ですよね。
もし不足すればそれらが確実に衰えてくるのが解ります。
最悪、病気へとつながる状況にもなり兼ねない。
そう考えると、食品から摂取するタンパク質ってとっても大事です。
「ヒト成長ホルモン」をどんどん分泌して若さを保つ!
そのためには「アミノ酸」を摂取しないといけませんね。